尿管結石と痛風の予防にはアルカリイオン水!

痛みの王様と言われる尿管結石。風に吹かれただけでも痛むと言われる痛風。過去の経験談を含めながら予防について説明致します。

3度目の尿管結石で転院した病院でウローミニプロ5300

3度目の尿管結石で転院した病院で病室がある階のトイレにあったのが、ウローミニプロ5300という機械。

 

入院中は尿をする度に紙コップに入れ、紙コップに入れた尿をウローミニプロ5300に流し入れます。

流し入れると尿の量と比重を測定してくれるのですが、1,010が低比重で1,030が高比重(参考程度に)とされてます。

 

低比重尿(希釈尿)の場合は、尿崩症(多尿で比重が低い)、腎不全(乏尿で比重が低い)、慢性腎盂腎炎、多量の水分摂取が考えられます。

逆に高比重尿(濃縮尿)の場合は、脱水症、熱性疾患。糖尿病(多尿で高比重となる)、心不全ネフローゼ症候群が考えられます。

因みに私が入院した時は1,010前後と低比重尿でしたが、1日に水分を2リットル飲むようにしてたので、多量の水分摂取になるのか?低比重尿でも問題ありませんでした。

 

3度目の尿管結石になった事から服用する事になったウラリット

3度目の尿管結石で転院した病院へ行った事で服用する事になったウラリット。

ウラリットとは尿を弱アルカリ性にして、尿管結石や通風の予防となる薬ですただウラリットは市販でなく処方箋医薬品のため、誰でも飲めるわけではありません。

因みに副作用として、食欲不振、吐き気、胸やけ、下痢、腹痛、頻尿、残尿感、排尿障害、眠気などがおこる事があります。

1日3回、食後に水と一緒に服用します。

ウラリットを服用すると水分を摂る事が出来る。水分を摂る事で尿を薄くする事が出来る。それにより尿管結石だけでなく、尿酸対策にもなります。

3度目の尿管結石後は定期的な診察を受けてますが、痛くなって病院へ行った事がありません。これはウラリットの服用と、水分をしっかり摂ってる事がいい結果に繋がってると思われます。

今後もウラリットを服用するだけでなく、水分補給もしっかりして体調管理に努めます。

3度目の尿管結石で転院した病院で、尿酸の排出量が一般人の半分と分かる

ESWLを受けた後に術後の経過を聞いた時、全く予想もしてなかった事を知りました。

それは私の尿酸の排出量が一般の人の半分だという事。

という事は痛風になる可能性があるという事です。

 

尿酸の排出量が一般の人の半分だという事が分かり、今後はウラリットという薬を1日3回飲む事になりました。

このウラリットについては、次の投稿で説明致します。

ウラリットを飲む事はもちろんですが、もし今後尿管結石にならなかったとしても、水を2リットル飲む事は必要不可欠になりました。

水分を摂る事で尿を薄くする事が出来るので、水分を多く摂る事は尿酸対策にも理想だと言えます。

 

因みに尿pHの基準値が5.0~7.5。

尿pHとは、尿が酸性尿かアルカリ尿かを調べる事で、生体の酸塩基平衡の状態をおおまかに知る事ができる検査値です。

基準値より低いと酸性で、基準値より高いとアルカリ性、私の場合は普通に生活してると酸性尿になってしまうので、1日3回のウラリットと水をがぶ飲みして7.5に近づける事が私にとっての痛風予防となります。

ウラリットを飲まない方にとっても、水分を多く摂る事は痛風の予防になりますので、こまめに水分補給をして尿酸値が低くならないようにしましょう。

3度目の尿管結石で受けた対外衝撃波結石破砕術

地元の総合病院から紹介して頂いた病院へ転院したのは、退院した翌週。

まずはレントゲン、エコー、CTなどの検査を受けました。

この時は当然何も知りませんでしたが、様々な検査の結果で尿管結石以外の問題も分かりました。それは次の投稿で話します。

 

検査が終わり、後日いよいよ対外衝撃波結石破砕術を受けました。

対外衝撃波結石破砕術(ESWL)とは、衝撃波を体内の結石に当て破砕するものです。
結石に対して衝撃波を繰り返して当てる事で、結石は砕けて砂状になり、尿と一緒に排泄されます。
その衝撃波は1.5秒に2発、それを3000発。痛くないわけではありませんが、私としては我慢できる程度。
ところがその3000発でも結石は思った程砕けず、後日改めてESWLを受け、結石はほぼ砂状となりました。


ESWLで破砕した結石を尿として流すのに水を毎日2リットル。

入院中はとにかく水を飲んで飲んで、この時は本当にがぶ飲みで、毎日2リットル以上は飲んだと思います。

これを普段からやるべきだったのですが、こういう時に気付くものなんですよね・・・もちろん現在は水をしっかり摂ってますよ。

3度目の尿管結石で、人生初の入院

3度目が平成27年
GW明けに腰の右側に軽く痛みが走り、その時点で尿管結石だろうと思いました。
総合病院の泌尿器科へ行くと、予想通り尿管結石。
石の大きさは長さ3.5mmの幅が2mmで、それ程痛みがないので自然排石でやることになりました。


ところが3週間経っても結石は全く落ちず、翌週に入って血尿が出て、熱が上がり、腰の右側の痛みが増したので泌尿器科へ行ったら、尿管で結石が邪魔して腎臓が少し腫れてるとの事。


翌日も午前中に診察を受け、少し良くなったとの事でホッとしたのですが、午後から急に腰の右側の痛み出し、夕方には熱が38度になったので緊急外来で総合病院へ行きました。
そこで医師から「急性腎盂腎炎、入院しないと死ぬよ!」と言われ緊急入院。
翌日に右の尿管に管を通す手術をして、とりあえずひと安心。
そして問題は腎臓に割と近い結石をどうやって砕くか?
やるとなれば、衝撃波を体内の結石に当て破砕する方法(体外衝撃波結石破砕術)になるのですが、それは地元の総合病院では出来ないため、地元より都会の病院を紹介して頂き、そこで再度入院する事になりました。

今回も結石が分かってから水を飲むようになり、日頃水をしっかり摂ってなかったツケがきたのかもしれません。

2度目の尿管結石、7mmの結石を出すのに約5ヵ月かかりました。

2度目の尿管結石は平成21年。
石の大きさは長さ7mmの幅が3mm。朝方に腰の左側に激痛が走り、長時間我慢できないぐらい辛いものでした。

そんな状態でしたが車を運転して、総合病院の緊急外来へ行きました。
この時は手術か自然排石かの選択でしたが、入院したくなかったので自然排石を選びました。
今回も医師から毎日水を2リットル飲むように言われましたが、実際は1リットルちょっとしか飲めず、石が大きいため石が動く時に血尿が出る事もありました。
それでも約5ヵ月で何とか自然排石しました。

 

今回は車で運転して病院へ行って無事病院に着きましたが、激痛なので運転中に何かあっては大惨事になりますので、こういう時は救急車を呼ぶべきでした。


2度目の尿管結石になる前も、水は1リットルちょっとぐらいしか飲みませんでした。

今思えば普段から水をしっかり摂ってれば、7mmの結石が出来なかったかもしれないですね。

約5ヵ月かけて自然排石した後も、前回と同様に毎日水を2リットルは飲まず、2度ある事は6年後に3度目がありました・・・

初めての尿管結石

私は過去に3回、尿管結石になった事があります。

結石とは、腎臓などにできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどの塊の事です。

尿管結石とは、腎臓で形成された結石が尿管に下降してきた結石で、結石が尿管で通過障害を起こすと腰の辺りに激痛が生じ、その痛みは「痛みの王様」と言われております。

 

1度目の尿管結石は約10年前。

突然腰の左側に痛みが出ましたが、何なのか分からないので近くの診療所へ行ったら、尿管結石と言われました。

その日は土曜日のため、診療所で点滴を打ち、月曜日に総合病院の泌尿器科へ行きました。

結石の大きさは覚えてませんが、自然排石するために毎日水を2リットル飲むようにと医師に言われました。

でも実際には1リットルちょっとしか飲めず、それでも1ヵ月ほどで自然排石しました。

自然排石した後も水は2リットル飲む続けるようにと言われたのですが、やはり1リットルちょっとしか飲んでませんでした。

 

今思えば毎日水を2リットル飲めば、その後の2回は記事にするほどではなかったのかもしれないです・・・